年収200万円お父さんの日記

年収200万円からの脱出奮闘記

ベルグアースの事業内容と就職先としての魅力度についての考察

僕自身が農業に関係する仕事をしていることもあり、農業生産を行っている数少ない上場企業であるベルグアースに焦点をあてて、事業内容ですとか、就職先としてどうなのよ?というところを解剖してみたいと思います。あっ、余談ですが、農業って魅力的な求人が少ないので、これからこの分野の会社について取り上げる際は、自分だったら就職するか否かという観点から考察を加える予定です。

さて、知らない人も多いのではないかと思いますが、ベルグアースって一体どんな会社なのでしょうか?同社を一言で言い表すなら、「苗の生産会社」ということになるでしょう。創業は苗会社としては歴史が浅く、 ベルグアースが株式会社として設立されたのは平成13年(2001年)のことでした。

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ベルグアースの平均給与

ベルグアースはJASDAQ市場に上場する会社ですので、平均年収等のデータを知ることができます。ちなみに、平均年齢は36.1歳で平均年収は366万円でした。

これ、「すげー少ないじゃん!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、農業の会社としてはかなり高給な部類に入ると思います。業界自体の年収が低すぎるのもあると思いますがね。。

もちろん、種のメーカーさんはもっと高くなりますが、農業生産を行っている会社としてはかなり高いといって間違いないでしょう。

ちなみに、以下農業関連の会社の平均年齢と平均年収です。
※調査対象は上場企業のみ

  • サカタのタネ 37.1歳 630万円(タネメーカー)
  • カネコ種苗 42.5歳 543万円(タネメーカー)
  • 秋川牧園 42.4歳 476万円(安心作物の卸売、直売)
  • デリカフーズホールディングス 42.3歳 476万円 (野菜の卸売)
  • 農業総合研究所 32.6歳 343万円(青果物の直売システム提供)

こうやってみると、タネメーカーの年収が圧倒的に高いですね。概ね、平均年収に比例して各社の利益も大きくなっていきます。つまり、タネメーカーが圧倒的な利益を誇っている、という訳です。

ベルグアースの平均年収は、こうやってみて見るとやっぱり少ないかもしれないですね。前言撤回、、、。農業総合研究所は平均年収こそ低いですが、平均年齢も若いです。つまり、同じ平均年齢だったら、ベルグアースを凌いでいる可能性も大いにある訳ですよね。ちなみに、農業総合研究所は直売所の運営、直売システムの提供を行っている会社なので、苗などの農産物を作っている会社ではありません。やはり、一次産業である程度の給与を得るのは難しいのかな、と思ってしまいます。

専門的であり汎用性のあるスキルを身につける環境がどうしても必要

苗とか農産物の生産をする仕事って、どうしても単純作業になりがちなんですよね。例えばですけれども、野菜や苗なんかを移動する作業があるとしますね。農業に関わっているとよくやる作業ですよね。鉄の支柱を移動したり、肥料を移動したり...etc

この作業、楽しくて、それはそれでいいんですけれども、小学生でも中学生でもできる作業なんですよ。

一般的に高度な技術を求められる仕事は給与が高くなります。弁護士や医師、ITエンジニアなんかが分かりやすい例ですが、彼らの仕事って他の人が出来ない仕事だから高給であり、かつ人が生活を営む上で欠かせない技術を提供しているんですよね。

翻って、農業の場合は、モノを単純に移動するとか、極端な話だと草取りをするみたいな作業をやっているので給与が低い水準のままです。これが根本的な問題だと思っています。

ベルグアースは直近の決算では営業損失になっていますので、やはりどこかで高度な機械化を行い、省力的な事業の運営方法を模索すべきだと思います。上場企業とて、例外なく農業界が直面する問題への対処が必要でしょう。